令和4年1月5日から9日まで、熊本県山鹿市にて、第73回日本ハンドボール選手権が開催されました。
- 日時:1月5日(水)~1月9日(日)
- 場所:熊本県山鹿市カルチャースポーツセンター総合体育館
- 日程:
日時 | 試合 | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|---|
1月5日(水) | 1回戦 | 洛北高等学校(近畿) | ○ 29-21 |
1月6日(木) | 2回戦 | オムロン(JHL5) | × 21-35 |
- 一回戦
【香川銀行29(19-15,10-6)21洛北高等学校】
洛北高等学校のスローオフで試合が始まりました。開始2分、安堂選手(No.9 マツ)がロングシュートを決め先制点を挙げます。その後、相手チームのミスを誘う積極的なDFから速攻に持ち込み、5連続得点し、6-0とします。更に点差を広げたいところでしたが、DFのミスから得点を許してしまいます。DFの修正を図るために一度タイムアウトを取り、約束事の確認をします。その後は得意の速攻から5連続得点し、前半を19-15で折り返します。
ハーフタイムでも、DFの連携ミスの修正を図り、後半に臨みます。後半開始10分、相手チームに7メートルスローを与えてしまいますが、来年度加入の新人、碓井選手(No.1)がシュートを阻止し、その後も連続で好セーブをしてチームに勢いをつけます。そこから積極的に相手のミスを誘うディフェンスをし、パスカットから全員で走り得点を重ね、29-21で勝利しました。
先制点を挙げる安堂選手(No.9 マツ)
素早い飛び出しから速攻で得点する
山下選手(No.6 テン)
- 二回戦
【香川銀行21(13-17,8-18)35オムロン】
香川銀行のスローオフで試合が始まりました。開始3分、吉本選手(No.13 シュウ)の力強いカットインシュートで先制点を挙げます。その後、DFの連携ミスにより4連続失点を許し、2-4となります。森村選手(No.12 マコ)のナイスセーブから速攻に走り、チームに勢いをつけます。全員で足を動かし粘りのあるDFで相手に食らいつき、前半を13-17で折り返します。
ハーフタイムで、相手の攻撃をどう守るか、点差を離されないように食らいつこうと話し合い、後半に挑みます。序盤から一進一退の攻防が続く中、國方選手(No.11 カン)のミドルシュートがチームに勢いをつけます。しかし、なかなか得点を重ねることができず苦しい時間が続きます。一人ひとり最後まで全力で前を狙いにいきますが、点差を縮めることができず21-35で敗れ、二回戦敗退となりました。
好セーブでチームの流れを変える
森村選手(No.12 マコ)
力強いカットインで得点を
量産する吉本選手(No.13 シュウ)
安定したプレーで着実に決める
國方選手(No.11 カン)
熊本まで駆けつけてくれた香川銀行応援団
日本リーグへの参入が決定してから、初めて日本リーグ勢と対戦する大会はチームの実力を確かめる良い機会だったと思います。二回戦敗退となりましたが、今大会の反省を次に活かし、2月に行われる、チャレンジディビジョンホーム戦、そして7月に開幕する2022-23年リーグ戦に向け、全員でさらにチームの強化に取り組んでいきます。
最後になりましたが、オミクロン株が猛威を振るう中、会場に足を運んでくださった方々、LIVE配信を観てくださった方々、そして大会を運営するにあたり尽力いただきましたハンドボール関係者の皆様に、ここでお礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも応援よろしくお願いします。